airway

Awake Intubation Decision

Support clinical decision-making for awake fiberoptic intubation (AFOI) when difficult airway risk may make induction unsafe. Evaluate intubation difficulty, ventilation rescue, obstruction, and consequences of failure.

Based on: DAS 2019 · ASA 2022

入力

ドメイン 1:挿管困難

予測される挿管困難度

LEMON 評価または臨床的判断に基づく

LEMON スコア・Mallampati 分類・3-3-2 評価・外見所見を考慮する

気道管理の既往

以前の麻酔記録から確認した情報

可能な限り過去の麻酔記録を確認する

ドメイン 2:換気・救済の懸念

マスク換気困難の予測

MOANS 基準・体格・解剖的特徴に基づく

高度肥満・顎髭・無歯顎・いびき/OSA・肺コンプライアンス低下

酸素化余裕の低下

低酸素血症まで許容できる時間的余裕が乏しい状況

安静時 SpO₂ <94%・高度肥満/OSA・重度肺疾患

ドメイン 3:気道開存性

気道閉塞

気道を物理的に狭窄・閉塞している病態

腫瘍・浮腫・膿瘍・血腫・喘鳴・異物・気管狭窄

ドメイン 4:失敗時の帰結

満腹/誤嚥リスク

導入時の嘔吐・肺誤嚥リスク

食事直後・腸閉塞・重度 GERD・緊急手術

重症生理状態——無呼吸耐容不能

無呼吸が即座に致命的となりうる重篤な心肺機能障害

重度肺高血圧・重症右心不全・重篤な循環不全

概要

覚醒挿管を積極的に検討すべき状況を評価するための構造化判断支援ツール。挿管困難・換気救済・気道開存性・失敗時の帰結という4つのドメインを評価し、導入が気道安全余裕を失わせるリスクがあるかを判断する。

エビデンスサマリー

覚醒挿管は戦略である

覚醒挿管は「気道が困難だから」選ぶものではない。「導入によって安全余裕が失われ、救済が困難になりうるから」選ぶものだ。DAS 2019・ASA 2022 は覚醒挿管をフォールバックではなく、高リスク気道における一次的な戦略として位置づけている。

  • 4つのドメインが導入の安全性を決定する:挿管困難・換気救済・気道開存性・生理的帰結
  • 高リスクトリガー:気道閉塞・挿管失敗の既往・高度挿管困難+換気困難・高度挿管困難+重症生理
  • 高リスクトリガーが1つでもあれば、覚醒挿管が優先的な選択肢となりうる
  • 中程度懸念は覚醒挿管を必須とするわけではない——チームでの明示的な議論を求める

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