Quantra Coagulation Guide
Interpret Quantra QPlus viscoelastic hemostatic assay results and guide coagulation therapy. Separate fibrinogen contribution (FCS) from platelet contribution (PCS) for targeted hemostatic resuscitation.
Based on: ESC 2022 · ESAIC
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概要
Quantraは「血がどれくらい硬く固まるか」を直接測る装置です。ROTEMやTEGのように回転するピンやカップを使うのではなく、血液のサンプルに超音波を当てて、血餅ができるにつれて変化する「硬さ」を測定します。つまりQuantraは、血餅の強さを物理的な硬さ(hPa)として直接測っている検査です。QPlusカートリッジでは、次の4つのパラメータが表示されます:CT(血が固まり始めるまでの時間)・CS(血餅の全体的な硬さ)・FCS(フィブリノゲンが作る血餅の硬さ)・PCS(血小板が作る血餅の硬さ)。FCSとPCSが分かれて表示されることで、フィブリノゲンが足りないのか血小板が足りないのかをそのまま見分けることができ、複雑な計算や換算をしなくても、出血の原因に合わせた止血治療を考えることができます。
エビデンスサマリー
Quantraを含む粘弾性止血検査(VHA)は、同種血液製剤輸血を減少させながら止血安全性を維持することについて、心臓手術とトラウマにおいて検証されています。Quantraの超音波測定技術はリアルタイムの血餅硬度プロファイリングを提供します。FCS/PCSの分離により、ROTEM FIBTEMやTEG CFF-MAに類似した目標指向型療法が可能です。Quantra固有のエビデンスは現在蓄積中ですが、VHA全般のエビデンス(ESA/ESAIC 2023年、クラスI)が周術期の目標指向型止血管理を支持しています。