coagulation

Quantra Coagulation Guide

Interpret Quantra QPlus viscoelastic hemostatic assay results and guide coagulation therapy. Separate fibrinogen contribution (FCS) from platelet contribution (PCS) for targeted hemostatic resuscitation.

Based on: ESC 2022 · ESAIC

入力

標準カートリッジ。CT・CTH・CS・FCS・PCS を測定します。

術前ベースライン評価。CT・CTH・CS・FCS・PCS の5項目を測定します。CTH との比率でヘパリン効果・凝固因子欠乏の鑑別が可能です。


凝固開始CT / CTH

凝固開始時間(凝固因子活性・ヘパリン効果を反映)

> 166 秒(FFP準備を検討)

ヘパリナーゼ添加凝固時間(ヘパリン中和後の真の凝固因子活性)

比率 > 1.3(プロタミン準備)

血餅硬度CS / FCS / PCS

血餅硬度(フィブリノゲン+血小板による総合血餅強度)

13.0–16.0 hPa(血餅硬度低下傾向)

フィブリノゲン寄与硬度(フィブリノゲン由来の血餅硬度)

1.0–1.5 hPa(フィブリノゲン欠乏傾向)

血小板寄与硬度(血小板由来の血餅硬度)

11.9–15.0 hPa(血小板寄与低下傾向)

概要

Quantraは「血がどれくらい硬く固まるか」を直接測る装置です。ROTEMやTEGのように回転するピンやカップを使うのではなく、血液のサンプルに超音波を当てて、血餅ができるにつれて変化する「硬さ」を測定します。つまりQuantraは、血餅の強さを物理的な硬さ(hPa)として直接測っている検査です。QPlusカートリッジでは、次の4つのパラメータが表示されます:CT(血が固まり始めるまでの時間)・CS(血餅の全体的な硬さ)・FCS(フィブリノゲンが作る血餅の硬さ)・PCS(血小板が作る血餅の硬さ)。FCSとPCSが分かれて表示されることで、フィブリノゲンが足りないのか血小板が足りないのかをそのまま見分けることができ、複雑な計算や換算をしなくても、出血の原因に合わせた止血治療を考えることができます。

エビデンスサマリー

Quantraを含む粘弾性止血検査(VHA)は、同種血液製剤輸血を減少させながら止血安全性を維持することについて、心臓手術とトラウマにおいて検証されています。Quantraの超音波測定技術はリアルタイムの血餅硬度プロファイリングを提供します。FCS/PCSの分離により、ROTEM FIBTEMやTEG CFF-MAに類似した目標指向型療法が可能です。Quantra固有のエビデンスは現在蓄積中ですが、VHA全般のエビデンス(ESA/ESAIC 2023年、クラスI)が周術期の目標指向型止血管理を支持しています。

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